社会にとって学術研究をもっと身近なものに

これまで大学は学術研究成果の蓄積を活用し、数多くの社会の課題を解決してきました。今日の社会には、人類の将来を左右するような大きなものから、わたしたちの日々の生活に存在する身近なものまで、さまざまな規模の課題が存在しています。それら課題の中には、かならずしも大学が機関として関与しなくてもよく、学術研究が身近にあることで、簡単に解決が可能となるものもあります。Lab.808は、わたしたちの日々の生活に存在する身近な課題に対し、学術研究に即した最適な解決を提供します。象牙の塔である大学を超えよりカジュアルに、Lab.808は大学に変わる新たな仕組みとして学術研究の価値をみなさまに提供します。

 

研究することがカッコいい社会を目指して

わたしたちは、研究者とは社会に貢献するカッコいい職業だと考えています。社会が研究者に抱くのは「大学の先生」というイメージですが、昨今の日本の事情では、かならずしもそうではなく多種多様な研究者のキャリアが存在しています。社会の中で学術研究の成果が求められるシーンはいくつもあり、その求めに応じるのは大学所属の研究者とはかぎりません。研究者が自身に蓄積された専門的知識を社会に還元するカッコいい瞬間に、わたしたちが新たなプラットフォームとして立ち会って参ります。

2018年8月8日
綿貫 直子
菊地 映輝